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カウリスマキと映画とキノ・ライカと

1/11(土)から1/24(金)まで

『キノ・ライカ 小さな町の映画館』公開記念 特集上映!

カウリスマキと映画とキノ・ライカと

© 1991 Locus Solus Inc.

地元の仲間たちに愛され、彼らに映画館をプレゼントするアキ・カウリスマキ。
ヴェリコ・ヴィダク監督のドキュメンタリー映画『キノ・ライカ 小さな町の映画館』は、映画を見て、語って、上映する、“映画監督ではない”彼の一面を描いている。その公開を記念した、カウリスマキ“の”映画ではなく、カウリスマキ“と”映画についての特集上映。
彼がひとりの映画ファンとしてさまざまな形でつながりを持った作品たちをご覧ください。

■上映作品
『極北のナヌーク』(1922年/ロバート・フラハティ監督/アメリカ/スタンダード/78分/協力:mk2/上映素材提供:グループ現代)
カナダ北部の先住民・イヌイットの一家が過酷な条件下でたくましく暮らす様子をフィルムに収めた、記録映画の原点ともいえる一作。そりやカヌーでの移動や狩りの様子をダイナミックに捉えた映像は圧巻。
『黄金時代』(1930年/ルイス・ブニュエル監督/フランス/スタンダード/62分/協力:ポンピドゥー・センター)
貴族の娘と狂人の愛の物語を、破壊と暴力あふれる倒錯的で挑発的なイメージが横断する。ブニュエルとダリによる挑戦的な一本は、あまりの過激さに50年もの間上映禁止となっていた。

【カウリスマキとのつながり】アキ・カウリスマキは『キノ・ライカ 小さな町の映画館』のなかで、『極北のナヌーク』と『黄金時代』の「映画の対極にある2本」を10代のころ続けて観て「完全に脳がぶっ飛んだ」ことを印象的な映画体験として挙げている。

『ナイト・オン・ザ・プラネット』(1991年/ジム・ジャームッシュ監督/アメリカ/アメリカンビスタ/129分/配給:ロングライド)
ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキ5つの都市の同じ夜の出来事を描くオムニバス。
それぞれの国の名優たちがタクシーのなかでさまざまな物語を繰り広げる。
【カウリスマキとのつながり】ヘルシンキが舞台となった1本にはカウリスマキ映画でおなじみマッティ・ペロンパーが出演。『キノ・ライカ~』にはジャームッシュが、自らとカウリスマキを作家として比較して語る一幕がある。

『コンパートメントNo.6』(2023年/ユホ・クオスマネン監督/フィンランド=ロシア=エストニア=ドイツ/シネスコ/107分/配給:アットエンタテインメント)
モスクワに留学中のラウラの旅行は恋人にドタキャンされ急遽ひとり旅に。寝台列車の個室に乗り合わせたのはロシア人労働者・リョーハ。交わるはずもなかった2人の関係が、北へ向かう列車のなかで変化していく。
【カウリスマキとのつながり】キノ・ライカのこけら落とし作品。フィンランドの新鋭、ユホ・クオスマネン監督は舞台挨拶にも訪れ、『キノ・ライカ~』にも出演。

協力:mk2、グループ現代、ポンピドゥー・センター、ロングライド、アットエンタテインメント

  • 公式サイト

    http://eurospace.co.jp/KinoLaika/

  • 公開日

    1/11(土)から1/24(金)まで

  • 上映時間

    1/11(土) 18:00 極北のナヌーク
    1/12(日) 18:00 黄金時代
    1/13(月・祝)、14(火)18:00 コンパートメントNo.6
    1/15(水) 18:00 ナイト・オン・ザ・プラネット
    1/16(木)、17(金) 18:00 コンパートメントNo.6
    1/18(土)~24(金) 20:25 ナイト・オン・ザ・プラネット

  • 入場料金

    一般1,900円(『黄金時代』、『極北のナヌーク』は1,600円)/大学・専門学生1,400円/会員・シニア・ペア50割:1,300円

    ★『キノ・ライカ』半券割あり!!
    受付にてチケットご購入時に『キノ・ライカ 小さな町の映画館』の半券をご提示いただくと、一般料金から300円割引となります。
    ※オンラインでご予約をされる場合には、割引価格のチケットをご購入いただき、ご入場時に『キノ・ライカ』半券をご提示ください。

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