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過怠

2月5日(金)公開

ひとつの“過ち”が引き起こした運命の波紋——。
それぞれの人生と、家族のかたちを見つめる、珠玉の一作

過怠

©2027 映画「過怠」製作委員会

 日本の大学に留学している韓国人のジヒョンは、知的で芯の強い女性。異国の地で新たな人生を歩みながら、心の奥底には言葉にできない思いを抱えていた。そんな中、自分とは対照的な快活で社交的な菜々子と出会い、次第に心を通わせ、かけがえのない友人となっていく。一方、医学を学びながら、自らの未来を見つめていた菜々子だったが、母との関係にはどこか埋められない距離を感じていた。そんな彼女のもとに、ある日、自分自身の出生にまつわる思いもよらない事実が浮かび上がる。それは、最先端の生殖医療をめぐる、ひとつの“過ち”から始まったものだった――。
 タイトル「過怠(かたい)」は「あやまち、かしつ」を意味する言葉。血のつながりとは何なのか。本当の家族とは何なのか。そして、自分はいったい何者なのか。生殖医療によって生まれたひとつの“過ち”が、やがてふたりの人生に大きな波紋を広げていき、それぞれが抱えていた人生の記憶を浮かび上がらせていく。

 2人の主人公、ジヒョンと菜々子を演じるのは、Netflix シリーズ『極悪女王』(24)、『海辺へ行く道』(25)など話題作で存在感を放ち、活動開始から約10 年、映画界に欠かせない存在となった唐田えりかと、KARA のメンバーとしてグローバルに活躍し、CX「オーファン・ブラック~七つの遺伝子~」(17)、『レオン』(18)など数多くの作品で主演を務め、俳優・歌手としても日本・韓国両国で活躍する知英。韓国人のジヒョン役を日本人の唐田が、日本人の菜々子役を韓国人の知英が演じるという、異例のキャスティングが実現した。
“日本人”“韓国人”という国境を越え、互いの役を担う二人の俳優。この異例のキャスティングが、「自分は何者なのか」という本作のテーマを鮮やかに映し出している。
 監督は、『熱のあとに』(24)で、愛することの切実さと人間
の心の奥底に潜む狂気を鮮烈に描き出した山本英(やまもと・あき
ら)。映画は、最先端の生殖医療を背景に、日本と韓国、二つの国
にルーツを持つ二人の女性の人生が交錯していく様を描いていく。

唐田えりか 知英
原作:谷村志穂「過怠」(光文社 刊)
監督:山本 英
脚本:鈴木すみれ
音楽:岡田拓郎
制作プロダクション:NJcreation 配給:NAKACHIKA/フライフリーエンターテイメント

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