廃用身
5月15日(金)公開
この楽園は異常ですか?
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ある町のデイケア「異人坂クリニック」に通うお年寄りの間で、漆原院長(染谷将太)が考案した“画期的な”治療が密かに広まっている。究極のコスパの良い介護を目指すため、<廃用身」>(麻痺などにより、回復見込みがない手足のこと)の切断を行った結果、「身体も心も軽くなった」、「厳しい性格が柔らかくなった」などと予想外の“好ましい副作用”が現れたという。噂を聞きつけた編集者・矢倉は、老齢期医療に革命を起こす可能性を感じ取り、漆原に本の出版を持ちかける。しかしやがて、デイケアに関するとある内部告発が週刊誌に流出。さらに、患者宅で起きた衝撃の事件をきっかけに、すべてが暗転していくーー。
久坂部羊の小説デビュー作『廃用身』(幻冬舎文庫)の驚愕の映画化。出版当時、そのあまりに強烈な設定から、「映像化、絶対不可能!」と世間で話題を呼んだ衝撃作が、ついに映画化。
外務省医務官を経て、在宅訪問医として終末医療の最前線に立ち続けてきた著者自身の経験から生まれた本作は、超高齢社会に突入した今の日本社会と不気味なほど地続きのテーマを孕み、半歩先の未来を想起させるヒューマンサスペンス。
主演は染谷将太。デビュー以来、国内外で高い評価を受け、映画『ヒミズ』で第68回ヴェネツィア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人俳優賞)を受賞するほか、数々の映画賞を受賞し、幅広い役柄をこなす変幻自在な演技力で、圧倒的な存在感を放つ実力派俳優として鮮烈な印象を残してきた。今年も『爆弾』『新解釈・幕末伝』『イクサガミ』など話題作の出演が続き、NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で、時に飄々と時に不敵な笑みを浮かべて幻の天才絵師、喜多川歌麿を演じる。本作では、医療の限界を超えたいと力強く訴え、理想を追い求めるあまり、合理性と狂気の危うい狭間へと踏み込んでいく主人公、医師・漆原糾を怪演。
監督と脚本を務めるのは吉田光希(※吉は"つちよし"が正)。東京造形大学在学中より諏訪敦彦に師事し、塚本晋也作品での現場経験を経て、自主製作映画『症例X』で第30回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)の審査員特別賞を受賞。さらに第61回ロカルノ国際映画祭新鋭監督コンペティション部門の入選、『家族X』『三つの光』のベルリン国際映画祭をはじめとした多数の国際映画祭での評価を通じ、世界で注目を集めてきた。本作は、そんな吉田が学生時代に原作と出会って衝撃を受けて以来、20年にわたり温め続けてきた、渾身企画の映画化となる。
原作:久坂部羊『廃用身』(幻冬舎文庫)
監督・脚本:吉田光希
出演:染谷将太 / 北村有起哉 瀧内公美 / 廣末哲万 中村映里子 中井友望 吉岡睦雄 / 六平直政
音楽:世武裕子
配給:アークエンタテインメント

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