幽霊はわがままな夢を見る
6月29日(土)公開
『偶然にも最悪な少年』『ハードロマンチッカー』『巫女っちゃけん』
数々の衝撃作を世に送り出してきたグ スーヨン監督が
階段「耳なし芳一」の調べにのせて描き出す、
故郷・下関への愛情と 恐ろしいほどの“怨念”
©︎株式会社トミーズ芸能社
本企画は、俳優・加藤雅也氏が下関出身のグ スーヨン監督、同じく下関出身の女優・深町友里恵に「下関発のオリジナルムービーを撮ろう」と声掛けした事がきっかけで実現した、グ スーヨン、具光然による兄弟共同のオリジナル脚本作品。女優になる夢破れ、自らの才能にも絶望し故郷・下関に帰って来た主人公・ユリが、下関の風に吹かれながら自分を見つめ直し行くロードムービー。というと故郷の素晴らしさに気づく少女の成長物語を想像するだろうか。しかし本作品は下関という街に残る戦中の煉瓦と戦後のコンクリートが混在する傾斜街や小路に流れる「厭世感」や「どうしょうもない人」の姿が容赦なく切り取られる。
富澤ユリ(深町友里恵)は、女優を夢見て上京するが夢破れ故郷・下関に戻って来た。友達もなく、仕事もなく、やむなく父・富澤昌治が経営するラジオ局を手伝う事になる。
ところがラジオ局「カモンFM」は倒産寸前で、怖~いスポンサー(山崎静代)が閉鎖を迫っていた。さらに、ユリには謎の不気味な青年(西尾聖玄)と存在感の薄いお菊(大後寿々花)がつきまとい……。
そんな折り、怖~いスポンサーからラストチャンスとして「ラジオドラマ」をやるよう命令が下る。失敗は許されない。
地元オーディションにより、老若男女、多数の個性が強い出演者が集まりはするが……。
下関の赤間神宮を舞台にした小泉八雲原作の怪談「耳なし芳一」をモチーフにしたラジオドラマは「カモンFM」起死回生の一手となるのか?
ラジオドラマ「怪談 耳なし芳一」の幕が上がる。
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