すべての夜を思いだす
4/19(金)まで
街の中に積もり重なる無数の記憶と、誰かの一日が呼応する――。
同じ場所、同じ時間に共在する、
世代の異なる3人の女性、それぞれの「ある日」。
©2022 PFFパートナーズ(ぴあ、ホリプロ、日活)/一般社団法人PFF
高度経済成長期と共に開発がはじまった、東京の郊外に位置する町、多摩ニュータウン。入居がはじまってから50年あまりたった今、この街には静かだけれど豊かな時間が流れている。春のある日のこと。誕生日を迎えた知珠(兵藤公美)は、友人から届いた引っ越しハガキを頼りに、ニュータウンの入り組んだ道を歩きはじめる。ガス検針員の早苗(大場みなみ)は、早朝から行方知らずになっている老人を探し、大学生の夏(見上愛)は、亡くなった友人が撮った写真の引き換え券を手に、友人の母に会いに行く。世代の違う3人の女性たちは、それぞれの理由で街を移動するなかで、街の記憶にふれ、知らない誰かのことを思いめぐらせる。
すでに多くの海外映画祭でも高い評価を得、2023年には日本公開を前に北米での公開も果たした本作の監督は、前作『わたしたちの家』で国内外から注目を浴びた清原惟。太陽の光が降り注ぎ、公園と団地がどこまでも続くかのような多摩ニュータウンを舞台に、人々の一見平凡に見え宇日常がいかに尊いものかを、あたたかく詩的な眼差しで捉えた。
3人の主人公を演じるのは、青年団のメンバーとして数々の演劇に出演してきた兵藤公美と、ロロや贅沢貧乏など演劇を中心に、演出家から多大な信頼をあつめる大場みなみ、そして、ドラマ、CM、映画など幅広い活躍をみせる見上愛。ほかに、俳優であり文筆家としても活躍する内田紅甘、アッバス・キアロスタミ監督の遺作『ライク・サムワン・イン・ラブ』の主演を務めた奥野匡、芥川賞作家の滝口悠生など、個性的な出演者たちが街に生きる人々を演じている。
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予告編
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公式サイト
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公開日
4/19(金)まで
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上映時間
3月2日(土) 10:00/14:30/18:25/20:35
3月3日(日) 10:30/14:40/17:25/19:50
3月4日(月)~3月7日(木) 10:30/14:40/17:05/19:30
3月8日(金) 10:00/12:25/14:50
3月9日(土)~14日(木) 10:00/14:25/16:50
3月15日(金) 10:00/14:25/16:50
3月16日(土)~22日(金) 11:10/15:25
3月23日(土) 12:25/13:15
3月24日(日)、25日(月) 13:00/17:15
3月26日(火)~29日(金) 12:25/14:35
3月30日(土)~4月5日(金) 15:10/19:25
4月6日(土) 11:00
4月7日(日)~11日(木) 18:15/20:35
4月12日(金) 16:30
4月13日(土) 16:45
4月14日(日) 19:00
4月15日(月)~19日(金) 16:45 -
入場料金
一般1,900円/大学・専門学校生1,400円/会員・シニア1,300円/高校生800円(オンラインは900円)/中学生以下500円(オンラインは600円)
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イベント情報
□来場者プレゼント
4月13日(土)、14日(日)にご来場いただいたお客様に北米版ポスターをミニサイズにした特製ポストカードをプレゼント!
■初日舞台挨拶
3月2日(土) 18:25の回上映後
ゲスト:兵藤公美さん、大場みなみさん、内田紅甘さん、遊屋慎太郎さん(以上 本作出演)、清原惟監督
■トークイベント
3月3日(日) 14:40の回上映後
ゲスト:太田達成監督(『石がある』)、清原惟監督