花腐し
12月1日(金)まで
芥川賞受賞作「花腐し」を荒井晴彦が大胆に脚色
ふたりの男とひとりの女が織りなす、切なくも純粋な愛の物語

©2023「花腐し」製作委員会
ピンク映画の監督と脚本家志望だった男。
ふたりが愛した女は、同じ女だった――。
斜陽の一途にあるピンク映画業界。栩谷は監督だが、もう5年も映画を撮れていない。
梅雨のある日、栩谷は大家から、とあるアパートの住人への立ち退き交渉を頼まれる。その男・伊関は、かつてシナリオを描いていた。映画を夢見たふたりの男の人生は、ある女優との奇縁によって交錯していく。
原作は、第123回芥川賞に輝いた松浦寿輝による同名小説。『Wの悲劇』(84)や『ヴァイブレータ』(03)などを手がけ、日本を代表する脚本家のひとりである荒井晴彦が、数多くの賞を受賞した『火口のふたり』(19)に続く自身4作目の監督作品として選んだ本作で、“ピンク映画界の斜陽”という原作にはないモチーフを脚本に取り入れ、映画作家としての“超訳”に挑んだ。
主人公・栩谷に綾野剛、相対する伊関に柄本佑、そして、ふたりとの奇縁を結ぶ女優・祥子にさとうほなみがそれぞれ扮し、ふたりの男とひとりの女が織りなす、切なくも純粋な愛の物語が誕生した。
監督:荒井晴彦/原作:松浦寿輝/脚本:荒井晴彦、中野太/出演:綾野剛、柄本佑、さとうほなみ ほか
2023年/日本/137分/ビスタサイズ/モノクロ・カラー/5.1ch/デジタル 配給:東映ビデオ R18+
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予告編
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公式サイト
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公開日
12月1日(金)まで
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上映時間
11月10日(金) 19:00
11月11日(土) 19:15
11月12日(日)~17日(金) 20:25
11月18日(土) 19:20
11月19日(日)~20日(月) 20:25
11月21日(火) 19:00
11月22日(水) 20:25
11月23日(木祝) 20:50
11月24日(金) 20:25
11月25日(土)~12月1日(金) 20:25 -
入場料金
一般1,800円/大学・専門学校生1,400円/会員・シニア1,200円/高校生800円(オンラインは900円)/中学生以下500円(オンラインは600円)
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イベント情報
■トーク
11月21日(火) 19:00の回上映後
ゲスト:いまおかしんじ監督、城定秀夫監督、荒井晴彦さん(本作脚本・監督)、中野太さん(本作脚本)