第44回ぴあフィルムフェスティバル特別企画 　ようこそ、はじめてのパゾリーニ体験へ

10月22日（土）公開

生誕100年。21作品が揃ったアジア初の大特集はじまる

＜パゾリーニってだれ？＞
ピエル・パオロ・パゾリーニ（1922年3月5日－1975年11月2日）
今も古びることのない強靭な知性と視点で社会と向き合い続けた、イタリアの最も偉大な映画作家の一人。ボローニャで貴族階級の軍人の父と農村出身の学校教師の母のもとに生まれ幼少期からその詩才が話題に。ファシストとナチス・ドイツによる暴力に満ちた第二次世界大戦時代、レジスタンス活動に入った弟を同じパルチザンに殺された体験が、生涯作品に色濃く投影されたといわれる。49年母とローマへ移住。詩や小説の評価が高まるなか、生活の安定のために映画脚本に参加。『河の女』『カビリアの夜』『狂った夜』などで注目を集める。61年スラムでの体験に基づくオリジナル 企画『アッカトーネ』で映画監督としてデビューしてからは、既存の体制から自由な映画世界や、宗教や政治への痛烈な批判などで、センセーショナルな話題を呼ぶ。75年11月2日ローマ郊外オスティアで惨殺体で発見された。

■上映作品
『アッカトーネ』
『マンマ・ローマ』
『ロゴパグ』
『愛の集会』
『奇跡の丘』
『大きな鳥と小さな鳥』
『華やかな魔女たち』
『アポロンの地獄』
『イタリア式奇想曲』　日本初上映
『テオレマ 4Kスキャン版』
『愛と怒り』　日本初上映
『豚小屋』
『王女メディア』
『アフリカのオレステイアのための覚書』　日本初上映
『デカメロン』
『カンタベリー物語』
『アラビアンナイト』
『ソドムの市』
「短編プログラム」日本初上映
（『「奇跡の丘」のためのパレスチナ訪問』、『インドに関する映画のための覚書』、『サナアの壁』）

各作品の詳細はチラシPDFをご覧ください

監督：ピエル・パオロ・パゾリーニ
主催：一般社団法人PFF／共催：イタリア文化会館

• 公式サイト

  https://pff.jp/44th/lineup/pier-paolo-pasolini-tokyo.html

• 公開日

• 上映時間

  10月22日（土）13：00『奇跡の丘』／15：30『アポロンの地獄』
  10月23日（日）13：00『マンマ・ローマ』／15：30『愛の集会』
  10月24日（月）13：00『テオレマ 4Kスキャン版』／15：30『王女メディア』
  10月25日（火）13：00『豚小屋』／15：30『華やかな魔女たち』
  10月26日（水）13：00『アッカトーネ』／15：30『奇跡の丘』
  10月27日（木）13：00『テオレマ 4Kスキャン版』／15：30『王女メディア』
  10月28日（金）13：00「短編プログラム」／15：30『アフリカのオレステイアのための覚書』
  10月29日（土）13：00『愛と怒り』／15：30『イタリア式奇想曲』
  10月30日（日）13：00『大きな鳥と小さな鳥』／15：30『ロゴパグ』
  10月31日（月）13：00『王女メディア』／15：30『テオレマ 4Kスキャン版』
  11月1日（火）13：00『デカメロン』／15：30『カンタベリー物語』
  11月2日（水）13：00『王女メディア』／15：30『テオレマ 4Kスキャン版』
  11月3日（木・祝）13：00『アラビアンナイト』／15：30『ソドムの市』
  
  
  
  

• 入場料金

  一般1500円／大学・専門学校・高校生700円／中学生以下500円
  
  ※現存する素材が限られているため、上映の画質状態がかなり悪い素材の作品もありますことをご了解の上で、チケットをお買い求めください。
  

• イベント情報