時代革命
8月13日（土）公開
時代を超えろ
抗争の最前線で闘う若者たちの姿を描いた、香港人の自由と民主主義の闘い
カンヌ国際映画祭のサプライズ上映で世界に勇名を馳せた衝撃作、遂に日本公開！
© Haven Productions Ltd.
牙をむき出した権力に、自由は傷だらけになって立ち向かう。
２０１９年、香港で民主化を求める大規模デモが起きた。１０代の少年、若者たち、飛び交う催涙弾、ゴム弾、火炎瓶……。この最前線を中心に、壮絶な運動の約１８０日間を多面的に描いたのが本作だ。カンヌ国際映画祭などでサプライズ上映され、国際社会に深いインパクトを与えた衝撃作が遂に公開する。デモの発端は、犯罪容疑者の中国本土引き渡しを可能にする逃亡犯条例改正案が立法会に提出されたことだった。運動が盛り上がってゆく２０１９年６月ごろからの動きを追う――。参加者たちは「逃亡犯条例改正案の完全撤回」「普通選挙の導入」などを五大要求として掲げ、６月１６日には、香港の人口の約３割を占める約２００万人（主催側発表）に膨れ上がった。警察との衝突は徐々に激しさを増す。デモ参加者には１０～３０代の男女が目立ち、７０代の男性の姿もある。青年が警官に突然銃撃されるショッキングな場面も映し出される。「ささやかな我が命を２００万人に捧ぐ」という遺書を残し、自殺する者も出た。
自由や民主主義は、損なわれる危機に直面して、得難く尊い価値を人々に自覚させるのかもしれない。「光復香港、時代革命」「香港人、加油」と声を上げて抗議する若者たち。中核的な組織体やリーダー不在の運動だが、SNSを駆使し、機動的に統制されている実態も明らかになる。立法会、地下鉄駅、香港中文大学、香港理工大学などの場面が積み重なり、組み合わされ、運動の大きなうねりを記録していく。映画では、香港理工大学でのデモ隊の敗北が重苦しく描かれる。増える逮捕者。香港から離れていく人々。民主化運動は逃亡犯条例改正案の撤回を勝ち取ったものの、２０２０年夏、中国当局の意向を踏まえ、より強圧的な香港国家安全維持法が施行された。自由への圧迫はますます強まった。新型コロナウィルス感染症も追い打ちをかけ、デモは封じられた。自由とアイデンティティーをめぐる、絶望と希望の物語。スクリーンでしか観られない、衝撃の１５8分。
監督：キウィ・チョウ
2021年／香港／カラー／DCP／5.1ch／158分／配給：太秦
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予告編
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公式サイト
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公開日
9月15日（木）まで
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上映時間
8月13日(土) 12:00/15:25
8月14日(日) 12:00/15:15
3月15日(月) 10:00/15:15
8月16日(火)～19日(金) 12:00/15:15
8月20日(土) 10:00/17:20
8月21日(日)～9月2日(金) 11:50/14:55
9月3日(土)～15日(木) 10:10 -
入場料金
一般1800円／大学・専門学校生1400円／会員・シニア1200円／高校生800円／中学生以下500円
【『Blue Island 憂鬱之島』との相互割引】
『Blue Island 憂鬱之島』の半券提示で『時代革命』が当日料金より 200 円割引。
『時代革命』の前売券提示で『Blue Island 憂鬱之島』が当日料金より200円割引。
（※一般券・窓口のみの適用） -
イベント情報
■トークショー
8月27日(土) 11:50の回上映後
ゲスト：大島新さん（ドキュメンタリー監督）
■オンライン舞台挨拶
8月13(土) 12:00回上映後 オンライン舞台挨拶
ゲスト：キウィ・チョウ監督、ふるまいよしこさん
■特別メッセージ上映
8月14日(日) 12：00回の上映後
キウィ・チヨウ監督、特別メッセージ上映
■メッセージ映像上映
8月14(日) 12:00回上映後
キウィ・チョウ監督のメッセージ映像を上映
