女優 原田ヒサ子
6月1日(月)公開
女優 原田美枝子が、自ら制作・撮影・編集・監督を手掛け、母のために作
り上げたドキュメンタリー。
老いを見守る家族それぞれに、愛おしい物語がある。
©MiekoHarada
認知症が進み、まるで我が事のように娘の人生を語りだした、女優・原田美枝子の母、ヒサ子。認知症の人は、自分が一番輝いていた時代に戻ることが多いけれど、自分以外の人の記憶を語るということは珍しいという。母の記憶が娘の人生とオーバーラップしていることに驚いた美枝子は、母の人生を振り返り、母の心の中に残されていた夢を叶えようと思い立つ。
本作は、15歳から女優として、黒澤明、増村保造、勝新太郎、深作欣二、平山秀幸といった錚々たる映画監督の作品に出演し、45年もの間カメラの前に立ってきた原田美枝子が、初めてカメラの後ろに立ち自らの母のために作り上げた24分のドキュメンタリー映画だ。
誰にでも親がいて、それぞれの親子の関係がある。うまく行っている人も、そうでない人もいる。そして、誰もが、その老いに向き合うことになる。この映画は、今、大事な人の老いや、大変な介護という現実に直面している人達にとって、一つの向き合い方としてのヒントになるかもしれない。
美枝子の長男の石橋大河(VFXアーティスト)、長女の優河(シンガーソングライター)、次女の石橋静河(女優)ら孫たちをはじめ、母ヒサ子の映画を作る美枝子の思いに賛同する人々が協力し、90歳の女優デビューとなる撮影のカチンコボードが叩かれた――
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公式サイト
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公開日
6月19日(金)まで
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上映時間
6月1日(月) 13:30/17:00
6月2日(火)~5日(金) 12:00/17:00
6月6日(土)、7日(日) 11:00/15:50
6月8日(月) 10:45/15:50
6月9日(火)~12日(金) 11:00/15:50
6月13日(土)~19日(金) 13:20 -
入場料金
1000円
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イベント情報