地獄でも大丈夫
12月20日(金)まで
K-ガールズ・バディ・ムービーが誕生!
2人だけの決死の修学旅行が始まる
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いじめに悩まされてきたナミとソヌは、クラスメイトとの修学旅行に行かずに自殺を図ろうとするも断念。2人は死ぬ前に、自分たちをいじめたリーダーで、今はソウルで幸せに暮らすチェリンへの復讐のための、2人だけの修学旅行に出かける。遂にチェリンと再会するも、なんと改心して別人のようになっていた…。彼女が改心するきっかけとなったインチキくさい宗教団体の施設で過ごすことになったナミとソヌの復讐計画は果たして実行されるのか!?
イム·オジョン監督はポン・ジュノ、チェ・ドンフン、ユン・ソンヒョン、チョ・ソンヒからハン・ガラム、キム・セインなど韓国映画をリードする新しい才能を絶えず輩出してきている韓国映画アカデミーKAFAが2022年に選出した“今年の顔”である。韓国芸術総合学校映像院映画科在学中に演出した短編『嘘』(2009)で、第8回ミジャンセン短編映画祭“愛に関する短いフィルム”部門の最優秀作品賞を受賞し、デビューしたイム監督は、第44回ソウル独立映画祭のオープニング上映作に選ばれたオムニバス映画『真昼のピクニック』(18)の3番目のエピソード「私が必要ならば電話して」を演出。『地獄でも大丈夫』は着実に自分だけの世界を構築してきたイム監督の初の長編デビュー作である。奇抜な企画と想像力で評論家と観客を魅了した『地獄でも大丈夫』には、映画『わたしたち』『チャンシルさんには福が多いね』に携わったスタッフが参加していることでも話題を呼んだ。K-地獄(韓国の地獄)の頂点で、世界の終末を叫ぶナミと終末を叫ぶ気力も残っていないソヌ。2人の少女が、クラスメイトたちとの修学旅行に行かず、自分たちを地獄に陥れたチェリンがソウルにいると知って、2人だけの決死の修学旅行の旅に出る話を扱った。 イム監督は「集団理論外にいるアウトサイダーによる復讐劇であり、死に対する憧れと人生に対する猛烈な追求が入り混じりつつも、歪んだ生々しさが溢れる映画を作りたかった。辛い人生でも“共に”という連帯の可能性を礼賛することで、地獄のような日々でも死を先送りにして生き残る勇気について考えてみたかった」と語る。特に「不条理な社会構造と、そこに置かれた市井の人々を表現したかった。現実の社会で生き残ること自体が壮大な冒険だと考える2人の少女が、この特別な旅を通じて多様な“生”に気づいてくれることを願った。人生の様々なアイロニーを積み重ねて、生きていることを明るく表現したいと思った」と付け加えた。
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予告編
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公式サイト
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公開日
12月20日(金)まで
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上映時間
11月23日(土)~29日(金) 14:25
11月30日(土) 13:35
12月1日(日) 11:45
12月2日(月)〜4日(水) 14:05
12月5日(木),6日(金) 12:45
12月7日(土) 12:50
12月8日(日),9日(月) 13:00
12月10日(火) 12:50
12月11日(水)~13日(金) 13:00
12月14日(土)~12月20日(金) 13:15 -
入場料金
一般1,900円/大学・専門学校生1,400円/会員・シニア1,300円/高校生800円(オンラインは900円)/中学生以下500円(オンラインは600円)
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イベント情報
□初日来場者プレゼント
ユーロスペース上映初日11月23日(土)にご来場のお客様に本国版オリジナルポスターからデザインした特製ステッカーをプレゼント!
※お一人様1枚。2種類からお好きな1枚をお選びいただけます。
※入場時先着順・数量限定