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劇場が終わるとき

2025年初春公開

写真家 石川真生が、解体直前の沖縄最後の木造映画館「首里劇場」に作品制作に訪れる。
描かれるのは写真家の生き様と、最後まで劇場を守って、癌のために亡くなった館長の生き様。

劇場が終わるとき

Ⓒ2024 劇場が終わるとき

戦後復興の時代に建てられ、2022年4月に経営者である金城政則館長の急逝によって 長い歴史に幕を下ろした沖縄最後の木造映画館・首里劇場を、沖縄を代表する写真家の石川真生が、劇場の持つ風格、わびしさ、染みついた歴史を記録で残そうと写真を撮影する姿を追ったドキュメンタリー。 やがて石川が数々の病を抱えながら撮影する様は、癌を患い
ながら劇場を守り抜いた館長と重なり、人間の最後の生き様を描き出していく。
また、急逝した館長の甥からは、成人映画時代の映画館の家族の思い出が語られるほか、幼少より首里劇場を知る平良竜次、かつて上映された成人映画にも出演していた女優・ほたる、元映写技師のミュージシャン・とんちピクルス 松浦浩司、ストリッパーの牧瀬茜ら、劇場文化の栄枯盛衰を見つめてきた人々が登場し、それぞれの見てきた劇場への想いを語る。生と死を描きながら、ユーモアにあふれた陽気なレクイエム。
監督は、 1992年公開のオムニバス映画 『パイナップルツアーズ』の一話を監督し、その後東京のミニシアターBOX東中野(現 ポレポレ東中野)や、沖縄で桜坂劇場の立ち上げにも参加し、興業、宣伝の立場からも映画に関わってきた真喜屋力。本作が長編作品としては初監督となる。

製作、監督、撮影、編集:真喜屋力
出演:石川真生、金城政則、牧瀬茜 、ほたる、とんちピクルス、平良竜次、佐久田立々夏、金城裕太、仲田幸子(特別出演)、仲田まさえ(特別出演)
ナレーション:木村あさぎ
音楽監督:上地gacha一也
演奏:kgk 川崎巽也(guitar)、上地gacha一也(bass)、城間和広(drums)
音楽録音(kgk):森脇将太
劇中歌:『祝日』タテタカコ 、『夢のなかでないた』とんちピクルス
エンディング曲『ダニーボーイ』 まきやしほ(トランペット)& kgk

  • 予告編

  • 公式サイト

    https://gekiowa.com/

  • 公開日

    2025年初春公開

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