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ヘィ!ティーチャーズ!

6月25日(土)公開

プーチン政権により閉鎖に追い込まれた「Radio Free Europe/Radio Liberty」ディレクターが描く、
多様な発言と意見が飛び交う場としての教室 その、ありのままの姿

ヘィ!ティーチャーズ!

© OkaReka

エカテリーナとワシリイはモスクワの大学を卒業した新米教師。ふたりは理想を胸に、見ず知らずの地方都市の学校に赴任する。エカテリーナは文学、ワシリイは地理の先生として。だが、すぐにその理想は崩れていく。授業中に勝手に発言する生徒や話を全く聞かないクラス、教師同士の人間関係、日々の授業の準備。山積する仕事に「理想の教育」は霞んでいくのだった。果たして、情熱を持ち、新しい教育を目指したふたりの新米教師の行く末は?

本作はロシアという一国にとどまらない、教育システムや教師の働き方のギャップに迫ったドキュメンタリーだ。教室の中にカメラを据え、教師と生徒の一挙手一投足を見つめる。そこには、世界中の教師たちが共感するに違いない、「教えること」の日々の泣き笑いの営みがつぶさに記録されていた。
また本作からは一面的ではない、大国ロシアの姿も見え隠れする。生徒たちの発言も自由で活発だ。「僕はドネツク出身」、「ウズベク語で“人間”は?」、「先生は昔からいるお婆さん先生と違う」、「教師は夢と希望だけじゃ務まらない」、「文学の先生は愛国教育で僕らに落第点をつけた」、「社会主義死ね」、「国家は人々に帰属すべきだ」などなど、政治や社会情勢、恋愛や性、ジェンダーの問題・・・多様な意見が溢れ出す。監督はプーチン政権により閉鎖に追い込まれた「Radio Free Europe/Radio Liberty」でディレクターとしても活動する、ユリア・ヴィシュネヴェッツ。

監督:ユリア・ヴィシュネヴェッツ/出演:エカテリーナ・マモントワ、ワシリイ・ハリトノフ、サーシャ・ゴルデーエフ
2020年/ロシア/ロシア語/DCP/90分/ドキュメンタリー/配給:豊岡劇場

  • 予告編

  • 公式サイト

    http://heyteachersjapan.com/

  • 公開日

    7月14日(木)まで

  • 上映時間

    7月7日(木)まで 10:30
    7月8日(金) 10:15
    7月9日(土) 10:00/16:15
    7月10日(日)~14日(木) 10:00

  • 入場料金

    一般1800円/大学・専門学校生1400円/会員・シニア1200円/高校生800円/中学生以下500円

  • イベント情報

    ■来場者プレゼント
    6月25日(土)にご来場のお客様に、兵庫・豊岡のお菓子屋「港や」と配給の豊岡劇場経営の「ビアドリット」がコラボしたマドレーヌをプレゼント

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