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イスラーム映画祭6エクステンデッド

11月6日(土)公開

イエメン、スーダン、アフガニスタン他、6作品を日替わりで上映

イスラーム映画祭6エクステンデッド

全世界17億人。
アジアからアフリカまで、国境、民族、言語を越えて広がるイスラーム文化圏を、映画で旅する6日間。
映画を楽しみながら、世界の多様性を知るために、「イスラーム映画祭」を開催いたします。

■上映作品

『痕跡 NSUナチ・アンダーグラウンドの犠牲者』 監督:アイスン・バデムソイ
2019年/ドイツ/81分/トルコ語、ドイツ語
2000年代に、ドイツのネオナチ・グループが8名のトルコ系移民、1名のギリシャ系移民、1名のドイツ人女性警察官を殺害したNSU事件。その遺族を取材したドキュメンタリーです。今を生きる遺族の声に静かに耳を傾け、社会が共有すべき問題を明示しています。

『私の娘の香り』 監督:オルグン・オズデミル2019年/トルコ=アメリカ=フランス/96分/トルコ語、フランス語、英語、クルド語、アラビア語
南仏ニースのテロで家族を失ったアルメニア系仏人女性と、ISISから救出されたヤジディ教徒のクルド人少女、そして米国帰りのトルコ人青年を中心にした物語です。トルコに唯一残るアルメニア人の村が共生を謳う場所として登場し、テロや紛争の犠牲者に哀悼が捧げられます。
『汝は二十歳で死ぬ』 監督:アムジャド・アブー・アラー
2019年/スーダン=エジプト=フランス=ドイツ=ノルウェー=カタール/102分/アラビア語
出生時に、村のシャイフから20歳で死ぬと予言されたムザンミル。父は予言に怖れ慄いて家を離れ、母は彼を過保護に育てる。成長したムザンミルはある日、洋行帰りの男スライマーンと出会い世界の広さを教えられるが…。長く続いたイスラーム主義政権下で映画産業が衰退したスーダンで、史上7番目に製作された長篇作品です。

『青い空、碧の海、真っ赤な大地』 監督:サミール・ターヒル
2019年/インドネシア/101分/インドネシア語、アラビア語、英語
ケーララのムスリム青年カシは、突然姿を消した恋人アシの故郷ナガランドを目指し、友人のスニとバイクに乗って旅に出る。途中、夜盗に襲われ、バイカー集団に助けられた2人は、彼らに誘われるままプリーに立ち寄る…。多宗教、多民族、多言語のインドを体感する広大な青春ロードムービーです。

『ミナは歩いてゆく』 監督:ユセフ・バラキ
2015年/アフガニスタン=カナダ/110分/ダリ語、パシュトー語
アルツハイマー病の祖父と、麻薬中毒で働かない父親を養うため、学校に通いながら路上で物売りをしている12歳のミナ。彼女は、自分の元締めでもあり、父親に麻薬を売っているバシールにそれをやめるよう掛けあうが…。カーブルの路上で物売りをしながら家族を養う、幼くも行動的で自己主張の強い少女の生き様を描く物語です。

『結婚式、10日前』 監督:アムルー・ガマール2018年/イエメン/121分/アラビア語
結婚式を10日後に控えたラシャーとマアムーン。だが、マアムーンは2人で住むはずだった実家の部屋を出るはめになる。一方、3年前の内戦で家を失ったラシャーとその家族は、父のいとこサリームの世話になっていた…。映画産業のなかったイエメンで製作され、史上初めて国内で商業公開された作品です。

主催:イスラーム映画祭

  • 公式サイト

    http://islamicff.com/

  • 公開日

  • 上映時間

    11月6日(土) 19:00『痕跡 NSUナチ・アンダーグラウンドの犠牲者』
    11月7日(日) 19:00『私の娘の香り』
    11月8日(月) 19:00『汝は二十歳で死ぬ』
    11月9日(火) 19:00『青い空、碧の海、真っ赤な大地』
    11月10日(水) 19:00『ミナは歩いてゆく』
    11月11日(金) 19:00『結婚式、10日前』

  • 入場料金

    一般1500円(火曜サービスデー1200円)/会員・シニア・大学・専門学校生1200円/高校生800円(オンラインは900円)/中学生以下500円(オンラインは600円)
    ※前売券の販売はございません

  • イベント情報

    ■オンライントークショー
    11月6日(土) 19:00『痕跡 NSUナチ・アンダーグラウンドの犠牲者』上映後
    ゲスト:アイスン・バデムソイ監督(オンライン)/渋谷哲也さん(日本大学文理学部教授/ドイツ映画研究者)

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