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ドイツ映画祭 HORIZONTE 2021

11月

ドイツ映画祭 HORIZONTE 2021

【延期のお知らせ】
5月20日より23日まで開催を予定していた「ドイツ映画祭 HORIZONTE 2021」は、 このたびの緊急事態宣言の延長を受け、本年11月までやむなく延期することとなりました。 今月の開催を楽しみにお待ちくださっていた皆様には 大変申し訳なく思います。なにとぞご理解のほどお願い申し上げます。

延期開催の詳細は、会期が近くなりましてから公式サイトにてお知らせいたします。


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ドイツ映画は今、変化の過程にあります。2021年のドイツ映画祭HORIZONTE(地平線、視界)の上映作品7本のうち5本は、移民の背景を持つ監督による作品です。ここ数年は新世代の映画人が登場し、従来とは異なるドイツを物語る作品を発表しています。彼らの作品は、ドイツでの生活を自明のことと考えてきた人々とは異なる視点を提示し、ドイツにある多様な現実に光を当ててくれます。この光によって、これまでのドイツ映画の世界では見えなかった“色”が輝き出し、表現がより豊かになります。ドイツの現実に対する眼差しが多様化することは、ドイツ映画の充実だけでなく、私たち自身の“視界(Horizont)”を拡げ、ひいては未来の社会を共に構築するための大切な支えを作るのです。

■上映作品

『未来は私たちのもの』 Futur Drei
2020年/93分/ペルシア語、ドイツ語/日本語・ドイツ語字幕付
監督:ファラズ・シャリアト/出演:ベンヤミン・ラジャブプル、バナフシェ・フールマズディ、アイディン ジャラリー
イラン系移民の両親を持つミレニアル世代の青年パーヴィスは、両親がドイツで築いた安定した快適な環境で育つ。出会い系アプリのデート、レイヴやパーティなどで、地方暮らしの退屈さを紛らわせている。ある日、万引きがバレて、社会奉仕活動のため難民施設で通訳として働くことになったパーヴィスは、イランからやってきた姉弟に出会う。その出会いを通じて、彼らはドイツにおけるそれぞれの未来が平等でないことに気づき始める。

『システム・クラッシャー 家に帰りたい』 Systemsprenger
2019年/118分/ドイツ語/日本語字幕付
監督:ノラ・フィングシャイト/出演:ヘレナ・ツェンゲル、アルブレヒト・シュッフ、リーザ・ハーグマイスター
問題児、9歳のベニーを青少年課の職員は「システム・クラッシャー」と呼ぶ。里親の家庭、グループホーム、特別支援学校―どこにもベニーの居場所はない。実の母親でさえ、反応の読めない娘に強い不安を抱えている。八方ふさがりの状態で、非暴力トレーナーのミヒャがベニーと日常を共にすることになる。彼の力で少女を怒りの渦から解放することはできるのだろうか?フィングシャイト監督の長編デビュー作はその繊細かつ強烈な演出により、2019年のベルリン映画祭で銀熊賞に輝いた。2

『悪は存在せず』 There Is No Evil (原題:Sheytan vojud nadarad)
2020年/151分/ペルシア語/日本語・英語字幕付
監督:モハマド・ラスロフ/出演:エーサン・ミルホセイニ、シャガイェグ・シュリアン、カヴェ・アハンガル
毎朝早く家を出る男は良き夫・良き父としての生活を送っているが、本当は何をしに行っているのだろう。殺人など想像できないのに、人を殺すよう命令を受ける青年がいる。恋人の誕生日にプロポーズしようとしている兵役中の若者。開業できない理由がある医師・・・イランにおける死刑制度にまつわるこれら4つのエピソードはドラマチックな展開を見せ、体制による抑圧下にあって、個人の自由をどこまで守ることができるのかを問いかける。

『ベルリン・アレクサンダープラッツ』 Berlin Alexanderplatz
2020年/182分/ドイツ語・英語/日本語字幕付
監督:ブルハン・クルバニ/出演:ヴェルカー・ブンゲ、アルブレヒト・シュッフ、イェラ・ハーゼ/配給:東北新社、STAR CHANNEL MOVIES
アルフレート・デーブリーンの小説『ベルリン・アレクサンダー広場』は、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督によるテレビ映画が知られているが、本作はブルハン・クルバニ監督がそれを現代版にリブートし、移民を中心に据えた3時間を超える長編大作。
アフリカからヨーロッパを目指していたフランシスは、船が嵐に遭遇した時に、もし無事に上陸できたなら、今後こそは真面目に生きると心に誓う。その願いは叶い、フランシスはドイツにたどり着くが…。

『異端児ファスビンダー』 Enfant Terrible
2020年/135分/ドイツ語/日本語字幕付
監督:オスカー・レーラー/出演:オリヴァー・マズッチ、カティア・リーマン、ハリ・プリンツ、アレクサンダー・シェアー
1967年、ミュンヘン - 弱冠22歳のファスビンダーは劇団 「アンチテアター」を率いていた。この無遠慮な若者がいつかドイツを代表する映画監督になろうとは、誰が予想しただろうか。間もなく監督の下に、俳優、取り巻きや恋人などが集まり始め、新作はベルリンやカンヌの映画祭で話題を集めるようになる。だがその無茶な仕事ぶりや麻薬摂取などによって、周囲の人もその犠牲になっていく。

『マリアム エヴィーン刑務所に生まれて』 Born in Evin
2019年/95分/ドイツ語、ペルシア語、フランス語、英語/英語・日本語字幕付
監督:マリアム・ザレー
女優としても活躍するマリアム・ザレー監督は、政治犯が収容されるイランのエヴィーン刑務所で生まれた。監督としてのデビュー作となるこのドキュメンタリーで、監督は自身の誕生にまつわる暴力的な状況を探求する。1979年のイラン革命でホメイニ師が権力を握ると、彼は数万人もの反体制派を逮捕、殺害させた。囚人の中には監督の両親も含まれており、二人は数年に及ぶ収監の後、ドイツに逃れた。この体験は、家族の間でも語られることはなかった。

『オライの決断』 Oray
2019年/101分/ドイツ語・トルコ語/ドイツ語・日本語字幕付
監督:メフメト・アキフ・ビュユックアタライ/出演:ゼイジュン・デミルオヴ、デニズ・オルタ、ジェム・ギョクタシュ、ミカエル・バイラミ、フェルハット・ケスキン、ファリス・ユズバシュオール、カイス・セッティ
妻と喧嘩したオライは、怒りにまかせて彼女の携帯に「タラク」という言葉を残してしまう。イスラム教で「タラク」とは、仮離婚を表す言葉で、夫は妻の元を3ヵ月間離れて過ごしてから、夫婦関係を再確認するという決まりだ。敬けんなイスラム教徒オライは、信仰に従って離れた町に引っ越し、リサイクル市場の仕事に就き、現地の信徒団に通い始める。しかしある日、突然妻がオライの部屋に現れる。優先するのは妻への愛か、信仰か?オライは決断に迫られる。

※各作品のより詳しい内容は公式サイトをご覧ください。

主催:ゲーテ・インスティトゥート東京、共催:German Films

  • 公式サイト

    https://www.goethe.de/doitsueigasai2021

  • 公開日

    11月

  • 上映時間

    5月20日(木) 10:00『マリアム エヴィーン刑務所に生まれて』/12:30『ベルリン・アレクサンダープラッツ』/17:30『未来は私たちのもの』
    5月21日(金) 10:00『悪は存在せず』/13:05『マリアム エヴィーン刑務所に生まれて』/15:30『オライの決断』/17:30『システム・クラッシャー 家に帰りたい』
    5月22日(土) 10:00『異端児ファスビンダー』/12:40『システム・クラッシャー 家に帰りたい』/15:10『未来は私たちのもの』/17:45『オライの決断』
    5月23日(日) 10:00『ベルリン・アレクサンダープラッツ』/13:30『悪は存在せず』/17:00『異端児ファスビンダー』

  • 入場料金

    一般1500円/学生・シニア・ユーロスペース会員1200円

    ※当初5月1日(土)よりチケットの先行販売を予定しておりましたが、東京に緊急事態宣言再発令されたことから、チケット発売開始日を延期することとなりました。ご不便をおかけしまして申し訳ございません。新たな発売開始日は後日、ゲーテ・インスティトゥート東京のHPやSNSにてお知らせ致します。

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