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僕は猟師になった

8月22日(土)公開

獲って、さばいて、食べる
NHKの傑作ドキュメンタリーが完全新生映画版に。
追加取材300日超。知られざる猟師の暮らしに700日密着。

僕は猟師になった

「いただきます」
インスタントラーメンが、ある日の昼食だった。京都、コンビニもほど近い街の山。わな猟師、千松信也さんは、自分で獲ったイノシシを、薪ストーブで煮込み、スープにした。薬味は、子供たちが畑で摘んだネギ。仕上げに、飼っている鶏の卵を落とした。家のまわりのものだけで食事ができた。「命」を食べ「命」に変えている。直径たった12㎝のわなで、広大な山のなか、まだ見ぬ獲物と知恵比べする。捕らえられてもなお、牙を鳴らし、荒い鼻息で抵抗するイノシシを制し、ナイフでつく。
「命を奪うことに慣れることはない」

昨年、NHKで放送された「ノーナレ けもの道 京都いのちの森」には、再放送希望が異例の1141件も届きました。京都で、猟をする千松信也さんの、彼にとっては平凡な日常に取材したドキュメンタリーでした。イノシシやシカをわなでとらえ、木などで殴打し気絶させ、ナイフでとどめをさす。命と向き合うために千松さんが選んだ営みに、残酷、という非難をはるかに超える「憧憬」が集まりました。NHK取材班は、放送後、千松さんとその暮らしにさらに迫るため、300日の追加取材を行い、およそ2年間の映像を編み直し、完全新生映画版が完成しました。
語りは池松壮亮。日本映画界に欠かせない若き名優がナレーションを語りおろしました。千松さんに寄り添い、その独特な視線、思考、行動に観客をいざないます。

監督:川原愛子/語り:池松壮亮/出演:千松信也
2020年/日本/99分/カラー/配給:リトルモア/マジックアワー

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