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第9回死刑映画週間

2月15日(土)公開

倒錯した「真理」と死刑制度

第9回死刑映画週間

collection Gaumont

「真理省」の壁に「戦争は平和、自由は隷従、無知は力」なるスローガンが掛かる或る国の〈架空の〉物語を書いたのはジョージ・オーウェルだった。
「こんな馬鹿なことが起こるわけはない。フィクションだから可能な世界だ」
――該当する時代を知らない人はそう考えがちだ。だが、私たちがいま住む社会ではこのスローガンが〈真理〉として通用していないか。
死刑についてはどんな「真理」が語られているだろう? 「人を殺したからには死刑は当然」「国家が死刑の権限を持つのは当然」――ここに集う8本の映画を観て、私たちは別な「真理」を掴み取ることができるだろうか。

■上映作品
『金子文子と朴烈』(監督:イ・ジュンイク/2017年)
『友罪』(監督:瀬々敬久/2018年)
『デビルズノット』(監督:アトム・エゴヤン/2013年)×柳下毅一郎
『フォンターナ広場』(監督:マルコ・トュリオ・ジョルダーナ/2012年)
『眠る村』(監督:斉藤潤一・鎌田麗香/2018年)
『39刑法第三十九条』(監督:森田芳光/1999年)
『抵抗 死刑囚の手記より』(監督:ロベール・ブレッソン/1956年)
『霧の旗』(監督:山田洋次/1965年)

※作品の詳細はチラシPDFをご覧ください。

  • 公開日

  • 上映時間

    2月15日(土) 11:00『眠る村』/13:30『金子文子と朴烈』/16:30『抵抗 死刑囚の手記より』/19:00『霧の旗』
    2月16日(日) 11:00『フォンターナ広場』/13:30『友罪』/16:30『デビルズ・ノット』/19:00『39 刑法第三十九条』
    2月17日(月) 11:00『金子文子と朴烈』/13:30『霧の旗』/16:00『友罪』/19:00『デビルズ・ノット』
    2月18日(火) 11:00『39 刑法第三十九条』/13:30『眠る村』/16:00『金子文子と朴烈』/19:00『フォンターナ広場』
    2月19日(水) 11:00『霧の旗』/13:30『友罪』/16:00『39 刑法第三十九条』/19:00『眠る村』
    2月20日(木) 11:00『デビルズ・ノット』/13:30『フォンターナ広場』/16:00『霧の旗』/19:00『39 刑法第三十九条』
    2月21日(金) 11:00『友罪』/13:30『眠る村』/16:00『金子文子と朴烈』/19:00『抵抗 死刑囚の手記より』

  • 入場料金

    一般1500円/大学・専門学生1300円/シニア1100円/会員1100円/高校生800円

  • イベント情報

    2月15日(土) 13:30『金子文子と朴烈』上映後 ゲスト:石川優実さん(モデル)
    2月16日(日) 13:30『友罪』上映後 ゲスト:瀬々敬久さん(映画監督)
    2月17日(月) 19:00『デビルズノット』上映後 ゲスト:柳下毅一郎さん(映画評論家)
    2月18日(火) 19:00『フォンターナ広場』上映後 ゲスト:小倉利丸さん(評論家)
    2月19日(水) 19:00『眠る村』上映後 ゲスト:斉藤潤一さん(テレビ・ディレクター)
    2月20日(木) 19:00『39刑法第三十九条』上映後 ゲスト:香山リカさん(精神科医)
    2月21日(金) 19:00『抵抗 死刑囚の手記より』上映後 ゲスト:太田昌国さん(評論家)

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