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ガンジスに還る

12月15日(土)公開

また会う日まで―
インドの聖地「バラナシ」を舞台に、死期を悟った父と、それを見守る家族の旅路。

ガンジスに還る

© Red Carpet Moving Pictures

ある日、自らの死期を悟った父ダヤは、ガンジス河の畔の聖地バラナシへ行くと宣言する。家族の大反対もよそい、決意を曲げない父。仕方なく、仕事人間の息子ラジーヴが付き添うことに…。辿り着いたのは、安らかな死を求める人々が暮らす施設「解脱の家」。はじめは衝突しながらも、雄大に流れるガンジス河は次第に父子の関係をゆっくりとほぐしていく。果たして、ダヤは幸福な人生の終焉を迎えられるのか―?
旅立つ者、見送る者の両方の感情の機微を丁寧に捉え、家族の強い結びつきを映し出した本作。幸福な最期の迎え方とは?家族はどう受け止め看取るのか?誰にでも訪れる「死」というテーマを、ユーモアと人情味溢れるタッチで描いた、心温まる珠玉の感動作が誕生した。

ワールドプレミア上映を行ったヴェネチア国際映画祭では、上映後に10分間のスタンディングオベーションが鳴り響いた。さらには映画評論サイト「ロッテン・トマト」では満足度100%の最高点を打ち出したほか、「温かさと優しさに満ち溢れている―Hollywood REPORTER」「人生、死、そして絆についての心温まる宝石のような一品―GlamSham」と、世界がこの家族の絆に喝采を贈った。主演は『マダム・イン・ニューヨーク』などに出演の、インドを代表する名優アディル・フセイン。生真面目だが家族思いの息子ラジーヴを繊細に演じている。監督・脚本は弱冠27歳の新鋭シュヴァシシュ・ブティアニ。監督自ら、バラナシに現存する「解脱の家」やそこを訪れた人たちに取材を重ね、物語の骨格が出来上がった。

監督:シュバシシュ・ブティアニ/出演:アディル・フセイン、ラリット・ベヘル、ギータンジャリ・クルカルニ
2016年/インド/99分/シネスコ/配給:ビターズ・エンド

  • 予告編

  • 公式サイト

    http://www.bitters.co.jp/ganges/

  • 公開日

    12月28日(金)まで

  • 上映時間

    10:00
    ※12月16日(日)、25日(火)、28日(金)は9:30

  • 入場料金

    一般1800円/大学・専門学校生1400円/会員・シニア1200円/高校生800円/中学生以下500円

  • イベント情報

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