ソウル・ステーション/パンデミック
10月21日(土)公開
世界を席巻した怒濤のサバイバル・アクション
『新感染 ファイナル・エクスプレス』の恐るべき前日譚!
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2016年の韓国映画界は1本の映画の話題で持ちきりだった。ソウル発プサン行きの韓国高速鉄道KTXの列車内で発生した感染パニックの凄まじい恐怖を、怒濤のサバイバル・アクションとして実写化したその映画は、昨年夏に同国で封切られるや大反響を呼び起こし、1100万人以上の観客動員を達成する歴史的な大ヒットを記録。カンヌ国際映画祭をはじめとする世界18の映画祭で上映されて好評を博し、日本では『新感染 ファイナル・エクスプレス』というタイトルでの公開が決定。ハリウッドでリメイクされるとのニュースも飛び交っている。
まるで突然変異のように韓国に出現した本格的なパニック・スペクタクルに誰もが驚いたが、実はそれには重要な“伏線”があった。『新感染 ファイナル・エクスプレス』で鮮烈な実写長編デビューを飾ったヨン・サンホ監督は、もともと知る人ぞ知る気鋭の社会派アニメーション作家。校内暴力を題材にした『The King of Pigs』(11)、新興宗教を扱った『我は神なり』(13)で国内外の高い評価を得てきた。そのヨン監督が長編アニメ第3作として完成させたのが、『新感染 ファイナル・エクスプレス』の前日譚にあたる『ソウル・ステーション/パンデミック』である。
すべての事の始まりは、とある夏の夜、ひとりの年老いたホームレスが首に大ケガを負い、誰にも助けてもらえずソウル駅で息絶えたことだった。すると、そのホームレスは地獄の淵から甦ったかのように凶暴化して復活。それをきっかけに未知のウイルスに感染して豹変した人々が、街のあちこちで正常な市民に猛スピードで襲いかかり、無差別に噛みつく事件が続発する。その異常な状況に巻き込まれた元風俗嬢のヘスンは、感染者の数が急激に膨れ上がる深夜のソウルの街をあてどなく逃げまどうはめに。その頃、ヘスンの恋人と父親は必死に彼女を捜し回っていたが、警察はまったく事態を把握できず、遅ればせながら出動した軍隊は一般市民を暴徒と見なして発砲。やがて、ただ「家に帰りたい」と願うヘスンの身に、さらなる非情な運命が降りかかるのだった……。
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予告編
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公式サイト
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公開日
1週間限定レイトショー
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上映時間
21:00~22:50
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入場料金
一般1800円/大学・専門学校生1400円/会員・シニア1200円/高校生800円/中学生以下500円
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イベント情報