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冬冬の夏休み

5/21(土)~6/3(金)2週間限定ロードショー

台湾の巨匠、侯孝賢監督の珠玉のドラマが世界初のデジタルリマスターで蘇る!
ふるさとの夏は思い出の玉手箱――

冬冬の夏休み

©A MARBLE ROAD PRODUCTION, 1984 Taiwan

1984年製作の侯孝賢監督の長編映画第五作。「青春4部作」の中核をなす作品であり、侯孝賢がアジアばかりか、世界の次世代を担う監督として評価された記念すべき作品である。脚本は『風櫃の少年』以降、侯孝賢作品の脚本を書き続ける女流小説家、朱天文。制作には、助監督時代に侯孝賢と知り合い、そのほとんどの作品のプロデュースを行ってきた張華坤ン。そして、音楽(選曲)を担当し、映画にも冬冬の父親役として出演している楊徳昌は侯孝賢とともに台湾ニューウェイブを代表する監督でもある。
今回、台湾の倉庫に眠るネガを移送し、日本の修復技術をもってデジタルリマスター化が実現された。世界に先駆けて日本で上映されるこの機会を見逃さず、この愛すべき作品を体験してほしい。

1984年夏、母親が病気に入院し、父親がその看病に付かなくてはいけなくなった冬冬(トントン)は妹の婷婷(ティンティン)を連れて、夏休みの期間中、祖父母の家に預けられることになった。目的地の銅鑼駅に降り立った二人を待っていたのは村の少年たち。阿小國を初めとする少年たちは冬冬のリモコンカーがうらやましく、冬冬と婷婷には少年たちの捕まえた亀が珍しい。早速、仲良くなった友だちがこれからの楽しい夏を予感させる。そして一見厳しいが孫思いの祖父との交流、仲間たちとの川遊び、村で起きた強盗事件、少し頭が弱いが婷婷を救ってくれた寒子(ハンズ)との出会い…田舎でのひと夏の経験は、冬冬と婷婷の心に忘れられない宝物を残してゆく―

監督:侯孝賢
台湾映画/1984年/98分/カラー/シネマスコープ/ステレオ/配給:熱帯美術館

  • 予告編

  • 公式サイト

    http://tontonrenren.jp/

  • 公開日

    5/21(土)~6/3(金)2週間限定ロードショー

  • 上映時間

    5月21日(土)~27日(金) 10:00/16:30~18:30
    5月28日(土)~6月3日(金) 14:25/18:50~20:50

  • 入場料金

    一般1500円/大学・専門学校生1200円/会員・シニア1100円/高校生800円/中学生以下500円

  • イベント情報

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